2022.11.3 ヒラスズキ 尾鷲地磯
皆さんの夢は何ですか?
唐突ですみません汗
僕は釣り人らしく
"ランカーヒラスズキを釣る"です。
大学を卒業し、
地元尾鷲に帰って来て10数年。
釣りはその頃始めました。
堤防でアジやカサゴやキスを釣って
遊んでた子どものころと同じく、
魚種やサイズに関わらず
魚が釣れれば嬉しかったあの頃。
そして、
もっと本格的なルアー釣りがしたくて
道具を買い揃え始めたのが5年前。
磯へ行っては坊主は当たり前。
1、2年は全く釣れませんでした。
そんな中、ラッキーで釣れてしまったヒラスズキ。大したサイズでは無かったですが、
その手応えとキレイな魚体に感動して
手が震えたことを今でも覚えています。
その後は
もうどっぷりヒラスズキの魅力にハマってしまい、いつかランカーが釣りたいという夢を見て、シーバスおじさんは今に至ります。
毎週末は磯通い。経験を積んできました。
ある程度、釣れるようになって来てからは、
漠然と思い描いていたランカーという夢も実現できそうな気がしていました。
そして、それが今日でした。
では、
自分語りはこのくらいにして。
釣行ですが、
一昨日の低気圧の影響で
波が残っていていい荒れ具合。
また、潮位が低いため、高波が来ない上に
シモリが頭を出して、魚が付いていそうなポイントが丸わかり。
その他、安全面やランディング時に魚が波に揉まれる心配もなさそう。
今日は好条件が多く揃っています。
まず投げるのは
お馴染み
サスケ烈波120F
真っ暗な時間から始めたので
本当はレッドヘッドパールOBの膨張色で攻めたかったのですが、残念ながら品切れ中。
仕方なくカラーはただのレッドヘッド。
とにかくサラシの厚いところや
シモリの際を攻めます。
すると、
コツン‼︎1バイトありました。
まだまだ暗い時間帯に
早くも魚の気配。
やる気が上がります。
最初に立った場所のまま、
サラシが広がるタイミングで
普段は頭を出して居ない
シモリの際1m以内をピンポイントで通します。
すると、そろそろ出るだろうというタイミングで当たりました。ガボッ‼︎ 力強いバイト。
ファーストランは何とか抑え込みました。
が、ある程度寄せると突然走り出す。
青物かってくらい
走られます。
ジィィィー。
デカそう。
今日は水深がないので、下に突っ込まれると
根ズレが怖い。
ドラグを締めて、
多少強引に浮かせます。
プカァ。
浮きました。
しかし、暗いため魚がどこにいるか
見えません。
ライトをつけて、魚を確認。
まあまあでかいやん。
この時は暗さもあり、そう見えてました。
魚が横を向きました。
バテています。
さぁ、ランディングです。
この立ち位置は何度も上げているため
慣れた場所。
竿を短く持ち
波に乗せてコントロール。
岸へ寄せていきます。
落ち着いて
ズリ上げれるところまで運びます。
そして、
波を見て
下に降り、
フィッシュグリップをかけて…
キャーッチ‼︎
改めて近くで見ると
ビックリ‼︎クソデカい。
さらに持ち上げると、クソ重い。
81㎝ 5.8kg
なんとランカーです。
5年追いかけ続けた。
磯平鱸のランカーです。
長年の夢を目の前にして
この時
膝は笑っていましたが、
脳は思考停止。
状況が全く飲み込めませんでした。
立ち尽くす、タニシ。
そして、
数秒のち
うおぉぉぉぉー。
薄暗い磯場で一人雄叫び
込み上げてくるものがありました。
人が居ないので良いですが
完全におかしい人ww
正気になり
魚を見ます。
貴重な魚ということもあり、
じっくり観察することに
口デカい‼︎
イケメン‼︎
バラマンディーみたい‼︎
尾鰭広い‼︎
体高やば‼︎肉厚‼︎
ランカーヒラスズキの圧倒な存在感に感動。
魚に対して
これは初めての感覚。
あまり、投げてないけど
もう、これ以上は望んではいけないと思い
今日は納竿としました。
最後に
ヒラスズキと言えば、九州の離島。
こんなサイズがゴロゴロいるらしい。
モンスター釣りたきゃ遠征?
…そんなことない。
身近な所でも居るところには居る。
尾鷲では、正味60釣れたら良い方だと思う。
80オーバーに巡り合える可能性はかなり低く、
奇跡に近いかもしれない。
けど、これから90up、メーターオーバーを狙っていくのに実現可能な気がして来た。
そんな新しい夢を与えてくれる魚だったぜ‼︎
ありがとよっ‼︎
一応、タックル。
ロッド:20ルナミス S110M
リール:21ツインパワーXD 4000HG
ライン:X-Braidアップグレード X8 1.2号
リーダー:シーガーグランドマックス 28lb
ルアー:サスケ烈波120F カラーレッドヘッド